「どんな方が当オフィスにいらしているのかがわかると申し込む時に安心する」、というお声を頂きましたので、多くいらしている方の何となくのパターンを載せてみました。
もちろん、これ以外のカウンセリングもお受けできますが、カウンセリングを受けるかどうかの参考にしてみてください。
多いのがこちらのパターンでしょうか?
例えば母親や父親との関係につまづきがあり、今も大きな影響がある
友人関係で昔うまくいかず、現在もうまく関係を築けない
虐待やそれに近いものがあった
何かコンプレックスがある
…等
これに該当する方は、大半の方がしっかりとしたカウンセリングが必要です。
過去の事実を変えることは残念ながらできません。
ですが、それを整理して、自分の中での意味づけを変えていくことはできます。
それによってある程度以上の改善は可能です。
多少お時間がかかる傾向はありますが、逆にカウンセリング以外の方法ではあまり改善しないように経験上見受けられます。
最近非常に多いです。
仕事のストレスというのは、主に
①仕事の質
②仕事の量
③仕事の対人関係
④その他(場所、勤務体制、給与、他)
に大きく分けることができます。
うまくいっていれば問題はないわけですが、例えばハラスメントを受けている、例えば自分の気持ちがついていかないなど、多くの問題が発生するときがあります。
これらの場合、当オフィスでできることとできないことがありますが(例えば上司を異動させてほしいなどは難しいです)、状況を整理し、必要に応じて助言や提案、場合によっては「職場の問題として表面化した自分の問題」に対してカウンセリングを行っていくことは可能です。
カウンセリングよりもまずは医師の診察が必要と考えられる場合などは、ご紹介させて頂くこともあります。
私たちが日常暮らしていく中で、大なり小なり出てくるのが対人関係上の問題です。
問題と言っても、本当に人それぞれではありますが、今までこんな方が多かったというのをご紹介すると、以下の通りになります
①恋愛・不倫・LGBTに関する問題
下記の家族に言えないというところと多少かぶるところもありますが、こちらの対人関係上の問題は比較的多くいらしております。
一度ではなかなか解決しませんが、自分の問題、相手の問題、環境の問題などを分けて整理、変えられるところを変えることで良い方へ向かうときもありますし、逆に良い方へ向かうと困ってしまう方(疾病利得といいます)はもう少し違うアプローチでの理解が必要になります。
②関係の深さや広さの問題
人によっては、年齢相応にうまく対人関係が築けないといった方、深く構築できないという方など、対人関係の質的な部分でのひっかかりがある方もいらっしゃっています。
基本的にはご自分の理解をある程度するところから始めていきます。
一応、疾患(発達障害など)の除外も必要になってくる時もあります。
③家族関係
家族関係ほど難しい関係はないと思います。
その中で長年こじれてしまっている問題や、結婚など何かきっかけがあって表面化した問題、お金の問題など、非常に多くの問題が生じえます。
実は、問題をしっかりアセスメントするのが重要な分野でもあり、かつ、当事者たちはそれを見逃してしまう分野でもあります。
そのため、多くの回数を掛けるというよりは、第三者的視点を入れながら再度考えていくアプローチが非常に重要になります。
精神科医学と心理の違いは多くあります。
(もっとも私は医師ではありませんので、詳しくはわかりませんが)
症状が出ているという時に、古典的な考え方ですが、
①内因性(検査をすればわかるもの、例えばホルモンバランスが悪いなど)
②外因性(外からの物理的な要因によるもの、例えば交通事故で頭部損傷にあうなど)
③心因性(心の問題からによるもの)
の3つに大きく分けて考えることができます。
カウンセリングは③心因性に大きく力を発揮します。
症状はお薬で抑えつつ、心の問題はカウンセリングを通して改善していく、という方も多くいらっしゃいます。
うつ、摂食障害、不安障害、境界性パーソナリティ障害、自閉症スペクトラム障害(以前は高機能自閉症やアスペルガー障害などとも言われていました)、など、多くの方がいらしております。
主治医の方向性なども踏まえつつ、しっかりと心理的な治療を進めていきます。
また、医療にかかるのはどうも…という方も、カウンセリングであれば多少は敷居が低いようです。
一度いらして、そのまま継続されている方も多くいらっしゃいます。
こちらも非常に多くいらしています。
何か困ったことがある、という時に家族や仲の良い友人に相談するというを第一選択肢として浮かぶ方も多いでしょう。
しかし、相談内容によってはその家族や友人だからこそ言えない時も多くあります。
恋愛・不倫・性的な問題であったり、育児から発生する問題(子どもも、親も)、介護に関する問題などが多くそれにあたります。
これらの問題は、守秘が守られるところででしか話せない問題でもあります。
当オフィスでは心理的な面からのサポートの提案や、時に改善提案、行政書士などとも懇意にしておりますので、法的なところのサポート等も幅広く相談を受け付けています。
こちらも最近増えてきています。
明確に保育園や幼稚園、学校から指摘されたということであれば、専門の医療機関に行くこともありますが、その前にまず相談したいという方も多くいらっしゃるようです。
まずは話を聞かせていただきつつ、ご本人の様子もみさせていただきつつ、場合によってはご紹介などもいたします。