表記の通り、当オフィスを利用されている方に質問されました。
確かに、今やよくわからない位に氾濫しております。
自分なりに同業者の弁護と、一般の方がしっかりとしたものを選択できるような意味合いを込めて、あくまで個人的にお話をさせていただきます。
具体的には、
①臨床心理士(元臨床心理士も含む)
②シニア産業カウンセラー(シニアが重要です)
あたりをとりあえず挙げておきます。
よくある質問にも書いていますが、なんだか良くわからない心理系資格ばっかりで困っております。
(国家資格化されていないことにより、独占名称でないことが、よくわからないことの氾濫の一因ではあります)
最近出会った方は、ご自身が境界性パーソナリティ障害として治療中であるにもかかわらず、「フレンド心理カウンセラー」なる自称(カウンセラーの友達という意味なのでしょうか…)を名刺に書かれておりまして、色々な意味で驚いた記憶があります。
資格を持っていても、現場経験と、そこからの指導がなければ、よりよいものにはなりません。
例えば、
①精神科病院・心療内科クリニック等に勤務
②教育センターに勤務
③その他、いわゆる現場勤務
などにあたります。
もう一歩言えば、そこで何をしていたか、というのも大事になりますね。
当然、専門としても重要な問題になってきます。
そのため、「なんでも相談に乗ります」という話は、本来おかしなことと考えます。
入口としてはいいかもしれませんが、その後はしかるべき専門家にご紹介するところでしょう。
この場合の環境とは、
料金が経歴や名前、実力、内容に見合っているか
専用の部屋が用意されているか(ホテルのロビーや喫茶店などは、そもそも個人のプライベートな話をするには不適です)
掲げている専門と、提供しているものが合っているか
文面で「約束事」などの説明をしているか
などにあたります。
実際に聞いた話では、最初は色々聞いてくれていたのが、運気向上アクセサリーを買えだの、気の流れがおかしいので波動でどうこうなど、なんだかおかしな結末になることも少なくないようです。
最終的に決めるのは皆さまです。
ですので、情報を比較するための足掛かりになれば、と思い、今回の記事をupさせて頂きました。
是非、適切なカウンセリングを受けられる一助になればと思います。