このページでは、精神分析的アプローチ、どんな方に有効か、受けるとどうなるのか、をご説明いたします。
精神分析的アプローチは、もっとも古くからある心理療法・精神療法の一つでしょう。
その手法は「自由に思いついたことを話す」、「その言葉や、心の奥底にあるものを理解していく」、といったものになります。
カウンセラー側は、基本的にはそこから発生するその方の「理解」を伝えるというものになります。
最初はやり方に慣れない方もいらっしゃるでしょうが、私の経験上、この技法でないと治らない方が大勢いらっしゃいます。
そして、薬を飲んでも治らない多くの方がこの技法を必要としていると思います。
なぜなら、この技法はいわゆる「無意識」へアプローチしていく方法であり、今苦しんでいる症状(眠れない、不安、リストカット、などなど)の原因が無意識であった場合、この技法でないと「原因」へ介入が難しいからです。
おおよそ、人生の今までの経験から人はその人独自の「在り方」をもっていますが、この技法はそこへアプローチしていく技法と言えます。
治療へかかる時間は、数か月~数年かかり、結果的に時間と費用が多くかかってしまう時もありますが、先ほど述べた通り、この技法でないと治らない方も多くいらっしゃいます。
歴史が深いゆえに、色々は派生技法、〇〇派などがありますが、ここではそこには触れません。
(というか、ありすぎてかけませんし、そこまでの理解もありません…)