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演技性パーソナリティ障害とカウンセリング

まずはチェック項目

□自分が注目の的になっていない状況では楽しくない

□他者との交流に性的に誘惑的な、挑発的な行動が多い

□浅薄ですばやく変化する感情表出

□自分への関心を引くために絶えず身体的外見を用いる

□過度に印象的だが、内容がない話や話し方

□自己演劇科、芝居がかった態度、誇張した感情表出

□被暗示的、他人または環境(テレビなど)の影響を受けやすい

□対人関係を実際以上に親密なものとみなす

 

演技性パーソナリティ障害

とにかく自分のことを見てほしい、それにつきます。

そのためなら演技的にもなり、体調を崩すこともあれば、テレビで珍しい精神疾患があればすぐにでも真似をします。

また、過度に「近しい」対人関係様式を好み、特に女性であれば容易に性的な関係を持つこともあります。

なぜそこまで自分を見てほしいのか?

他の自己愛や境界性と同じく、「自分がないから」です。

自分がないから、どんな手段を用いたとしても自分の事を見てほしい、他人に見られることでしか「自分」を埋めることができないのです。

しかしどんな手段で埋めたとしても、自分で自分を認識できていないのは同じこと。

結果として症状的にはどんどん悪化をするのです。

 

改善するためには、カウンセリングを通して等身大の自分を見つめ、その自分を受け入れていくしかありません。

 

私見ではカウンセリング以外では治らないとも言えます。

ぜひ思い当たる方、当オフィスへいらしてください。

つらい作業でしょうが、一緒に乗り越えていきましょう。