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摂食障害とカウンセリング

摂食障害

食事とは人が生きていく上で必要不可欠なものです。

内科的な問題とは別に食事に問題が発生しているのであれば、それは明らかに心理的な問題と言えます。

(緊張していたりストレスフルな状態になると、誰でも食事の通りが悪くなりますよね)

 

摂食障害と現在くくられているものには、いくつかの種類があります。

わかりやすく言ってしまうと、

①ひたすら食べる

②ひたすら食べては吐く

③逆にほぼ食べない

④痩せるための異常なまでの努力(不適切な運動や下剤の使用など)

のどれかが多いでしょう。

 

しかし、それは表出されている症状の出方なのであって、その根本は似ていると思います。

すなわち、自身の心の満たされない「何か」を埋めるための行動です。

「何か」は人によって異なるので一概に何とも言えませんが、大抵は対人関係の何かであることがほとんどです。

一方、食事に問題を抱えている本人としては、そんなことはすっかり意識の中からなくなってしまっています。

というよりも、意識の中からなくしているから食事に問題が発生している、と言った方が正確かもしれません。

 

摂食障害もまた服薬だけでは治らない病です。

カウンセリングでしか改善はないと言ってもいいでしょう。

カウンセリングの中で、上記の「何か」を探しつつ、それを乗り越えて、あるいは自分の中に再度統合していくプロセスの中でしか本質的な問題解決はできません。

 

ご本人やご家族など、せっかく当オフィスのホームページを見ていただいたわけです。

是非、「何か」を見つけるためにも一度お問い合わせください。